施餓鬼とは、文字通り「餓鬼に施す」ことで、餓鬼道に落ちて食事すらできない人々に施しをするということです。
お施餓鬼供養法会の功徳は誠に大きくて、単に餓鬼道に落ちた霊だけでなく、三界【欲界(欲望の世界)、色界(欲望を離れた世界)、無色界(高度の精神のみが存在する世界)】萬霊の有縁無縁の聖霊を供養すると共に、私たちの先祖もお招きして法悦の歓喜を味わって頂くもので、先祖代々諸聖霊の追善供養を併せて営むものです。
また、戦死なされた方や交通事故、水難、災害で亡くなられた方々の慰霊、檀信徒の皆さまの自らの欲望を戒めて、亡き人に感謝の心を捧げ、今自分に与えられた生命を尊び感謝し、長生きを願うという息災延命、家運繁栄を祈念する法会でもあります。
本来は餓鬼が中心ですので、餓鬼は大手を振って客殿の中に入れることになりますが、醜い形相では入りにくいので、餓鬼が来やすいように、地蔵堂東側の縁側に祭壇を設けて供養しています。
ご家族でお気軽にご参詣され、ご焼香ください。
特に、初盆をお迎えのご家庭の方々には、おまいり頂き、ご供養をなされますよう、お勧め致します。
なお、お参りが難しい場合、またはお急ぎの方は事前に寺務所窓口やFAXにて受付可能です。
また法会が終わりましたら、法話がございますので併せてご参拝ください。
催し | お施餓鬼供養法会(おせがき) |
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日時 | 8月9日 12時より※ |
会場 | 客殿 |
費用 | 塔婆供養/一基500円 |
受付 | 当日受付 寺務所内 |
※当日は法会が始まる前に斉食(昼食)を準備しております。11時ごろより提供しておりますので、早めにお越しください。
※その年によって変更がある場合がございますので、お知らせをご覧ください。お知らせはこちら