利休梅

日に日に暖かさが増していくのを肌で感じる今日この頃。
皆様いかがお過ごしでしょうか？
コロナ感染症の影響で、今年のお花見もお弁当を用意して本格的にとはいかなかったり、県内での感染者の数を聞くと、ついつい家にこもりがちになりますよね。
そうすると、どうしても家で「だらだら」、「ごろごろ」…なんだか気持ちもどんよりしてきます。
家でゆっくり休息しているはずが、怠けの気持ちがさらに強くなって、何にもしたくないなと逆効果な時もあります。
ときには外に出て、体を動かすことで、気持ちをリフレッシュする時間が必要です。
体を動かすというとなんだか大層な感じがしますが、気軽にできてお勧めなのは散歩です。
近所を少し歩いてみる、すると車で通り過ぎている時には見えなかった、いろんな景色が見えてきます。
この景色は四季の移ろいによって様々な顔を見せてくれるでしょうし、朝や夕方、時には夜と時間帯によってもその表情を変えてきます。
ふと足元に咲く花に、公園に植えられている木に目をやり、虫や鳥の声に耳を傾けると、新しい季節の訪れを感じ、自然と一体になり、心が洗われてゆく。
当圓通寺の庭にも季節を感じる花や木々、虫や鳥たちがいます。
写真の利休梅もその一つで、この時期真っ白花が一面に咲き、春の訪れを感じ、楽しませてくれます。
ぜひ散歩ついでにお寺に立ち寄られて、心の洗濯をしていってください。
合掌