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星供(厄除け)

星祭厄払い祈祷

一年間の幸福を祈り、災いを除く
星供(ほしく)

星供は、星祭(ほしまつり)とも呼ばれ、2月3日の節分に行なう真言宗の行事です。
節分とは立春の前日で、節の分れる日です。地球から考えた太陽は大きな円を描いており、この動きを地球儀上に円で現したものが黄道です。
黄道は一日に約一度ずつ、太陽が地球上の黄道線上を移動、それが春夏秋冬の季節の変化を引き起こし、一年を要してまた元の位置に戻ります。この地球上の太陽の位置を二十四等分(15度ずつに分割)にした各季節を知る暦上の呼び名が、24節気といわれるものです。
この24節気の基点は立春の日で、この日が古い節と新しい節との分れ目であり、本来は2月3日の節分の夜に星供を修するのですが、来年の幸運と旧年の不運を払うために、新暦の年末の太陽が南極天に達する冬至の日に修したほうが、良いとする寺院があります。
圓通寺についてもこの考え方で、年末冬至の日に厳修しております。
それでは何を修するのかについては、中央本尊に星供曼荼羅を迎え、消除一切災難曼荼羅尼経に基づいて秘法を修すもので、北斗七星、九星・九曜、二十八宿等の星を供養し、増益、息災、延命を祈るものです。特に當年星の位置による厄年の方には、その年の厄除けとして災難消除にご利益があります。

催し

星供(星祭)

日時

12月22日(冬至)日没後

費用

厄除け祈祷札 /一札1,500円

受付

寺務所窓口

※星供厳修中は参拝できませんのでご了承ください。

星供厄除け祈祷
星祭り檀
星供曼荼羅