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さぬき三十三観音霊場について

圓通寺はさぬき三十三観音霊場の第三番札所です。

さぬき三十三観音霊場とは、室町時代頃に開基したとされ、以来巡拝も盛んであったそうです。
しかし明治に入り廃仏棄釈などで、一時廃れてしまったようですが、戦後に復興し今に至ります。

この観音霊場はお大師さまがご教示された法華釈経や、観音経をよりどころとしています。
お経によると、観音さまは今我々が住んでいるこの世界に、いつでも、どこでも私達の前に姿を現わし、一心にお願いすれば意志が通じ、感情が合致して、縁がととのえば、観音さまは三十三身に化身(姿を変える)して説法くださると、書かれています。この観音さまを応現身といいます。
さぬき三十三ヵ所霊場には、応現身の観音さまをおまつりしています。病気や悩みごと争いごとなど困った人々に、よき指導者、助言者に姿を変えて説法して下さるのです。
「悲しいこと。つらいこと。困ったこと。苦しいことあらば、いつでも、どこでもわが名を呼べよ、我必ず汝を救おう」と教えられているのです。

さぬき三十三観音霊場は、巡礼することで、容易に功徳を体得できるといわれ、霊場自体が観音経を表現しているので、まさに観音浄土に触れることができるのです。
そして香川県内で霊場を完結することが出来ますので、四国や他の霊場に比べ、巡礼に日数や経費があまりかからないのもいい点です。

興味を持たれた方は一度参拝されてみることをお勧めします。
また厄除け巡礼の霊場としても知られており、人生の節目(男性42歳、女性33歳)の年に巡礼なさってはいいかでしょうか?

さぬき三十三観音霊場公式ホームページ
http://www.sanuki33.jp/

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